男性のクレンジングはアリやナシや
クレンジングは一般的に女性がメイクを落とすためにする、ということはご存知の方も多いと思います。
さて、男性にはクレンジングが必要かどうかということです。
私の知り合いのエステシャンは「是非やった方がいいよ!」と勧めています。
では、そもそもクレンジングとは何ぞやという一旦おさらいをしてみます。
汚れを浮かせるクレンジング
クレンジングとは、洗顔で落とせない汚れを肌から浮かせるために行います。
では洗顔で落とせない汚れとは何でしょう? 代表的な一つとしては、油分です。
女性が毎日メイク落としに使うのも、メイクには多くの油分が使われているからです。
では、化粧しない場合はどうでしょう。 じつは、化粧をしなくても肌には空気中のチリや金属のようなさまざまな汚れが付きます。
これらの汚れは洗顔でほとんどがとれてしまいますが、一部は残ります。
これらの汚れを浮かせるために、クレンジングはとっても有効なのです。
ただ、一部は残るのですが、肌には新陳代謝が行われていますので、洗顔でとりきれなかったチリなどの汚れも、古い角質がはげ落ちるときに一緒にとれてしまうのです。
「なんだ、じゃあクレンジングはいらないってことか」 って、思うのはちょっと待ってください。 次のことに当てはまる人は、検討の余地がりあります。
肌に残る油分は酸化することで肌に悪さをする
先ほど、洗顔で落とせない一つに油分といいましたが、肌には必ず毛穴から肌を守るために皮脂が分泌されます。
肌の潤いをまもるためにも皮脂はとっても大切なのですが、残ってしまうと皮脂も油分ですから酸化しするのです。
もちろん、洗顔によって余分な皮脂はは取り除かれることで皮脂が酸化して肌が荒れることはないです。
毛穴に残った皮脂は黒ずみ、角栓の原因
毛穴に隠れた皮脂は洗顔ではとりきれないのです。
この毛穴に残った皮脂がくせものなのでして、酸化して空気中のチリ等を集めて、黒ずみの原因となるのです。
特に小鼻の周りは非常に皮脂が分泌され、毛穴に溜まり角栓となって見た目に気になる状態となっていくのです。 クレンジングを週に一回すると、黒ずみが消え顔が明るくなります。
角質層の状態が著しく良くない肌は、酸化した皮脂が肌再生を妨げる原因
健康な肌の場合、多少酸化した油分が残っていても、角質がはがれる時に一緒に油分も剥がれ落ちていきます。
ただし、角質層の状態が良くない場合、ちょと話が違ってきます。
角質層の状態が悪い時は、肌表面の角質は水分が少なく硬くなっています
。 このような状態は油脂・皮脂の酸化物が取れにくくなっていて、角質にこびりついている状態なのです。
つまり角質と角質をつなぐ細胞間脂質に酸化が浸透していき一度に角質が2層、3層とはがれてしますのです。
本来1層づつはがれていく角質が、一度に2層、3層とはがれると角質が育つ間もなくはがれることになり、自然な肌再生が行われなくなり、肌荒れが起こってしまうのです。
肌改善につながるクレンジング
このように、肌改善を考えたときに、余分な酸化した油脂や皮脂をクレンジングを行うことで取り除くことは、化粧しない男性でも行う価値があります。
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